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#編集部ののんびり葉山だより 〜鶴岡八幡宮「ぼんぼり祭」〜

こんにちは。
葉山時間編集部の眞子です。

鎌倉の盛夏の夜を飾る風物詩、鶴岡八幡宮の「ぼんぼり祭」が始まりました。

立秋の前日(今年は8月6日)から9日までの4日間、鶴岡八幡宮で昼夜行われるお祭りとなっていて、期間中、鎌倉ゆかりの画家や文人を始め各界の著名人から揮毫された書画が境内本殿から参道にかけて飾られます。

今年は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の出演者の作品も見かけられました。

魔女の宅急便の角野英子さん(左上)、元サッカー日本代表監督の岡田武史さん(左下)、大泉洋さん (中央)、洋画家の佐藤泰生先生(右上)、心臓外科医神の手の持ち主の磯村正さん (右下)

18時過ぎ、日が沈む前に八幡宮の巫女さんがぼんぼり一つひとつに丁寧に火をともしていきます。

巫女さんによるぼんぼり点灯

日没を迎えるとぼんぼりの灯りが境内をぼんやりと照らし、柔らかい光が織りなす幻想的な古都の光景が広がります。

盛夏の夜、そぞろ歩きを楽しみながら、屋台に立ち寄り知っている著名人のぼんぼりを見つけるのも楽しいひとときです。

『ぼんぼり祭』の開催期間中は、並行して3つの神事が執り行われます。


茅の輪くぐり

夏越祭: 8月6日 15時〜
立秋の前日。源氏池のほとりで夏の邪気を払う神事が行われた後、参道で茅の輪くぐりを行って健康を祈願します。さらに神殿では巫女による夏越の舞が奉納されます。

立秋祭: 8月7日 17時〜
立秋の日。夏の無事を感謝し、秋の訪れを奉告するお祭りで、御神前に神域で育まれた鈴虫が供えられます。

実朝祭:
8月9日 10時〜
ぼんぼり祭の最終日。三代将軍実朝公のお誕生日である8月9日に文芸に優れていた実朝公に因んで俳句の会、短歌の会が行われます。実朝祭が行われる白旗神社は朱塗りの社殿が多い鶴岡八幡宮において黒塗りの社殿が印象的です。

昼夜を楽しめる『ぼんぼり祭』。

夏の夜をほのかに照らすぼんぼりの灯…、涼を呼ぶステキなお祭りにぜひみなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

#編集部ののんびり葉山だより
日頃から、逗子、葉山や湘南エリアでの暮らしを楽しんでいる葉山時間編集部が、ランダムに日々の出来事や日常で見つけた葉山の情報などをお届けするコラム。その名のとおり、のんびり気味に(笑)。

 

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