隠れ家的な場所のパティスリー 『5bis,KOTSUBO』
- 2022.04.22
- コラム
逗子マリーナの側道にひっそりと隠れ家のようなお店でケーキを販売されている『5bis,KOTSUBO』。逗子葉山のケーキ好きの心を射止めたその美味しさの秘密を探るべく取材させていただきました。
編集部「お店をオープンされてどれくらいになりますか?」
尾花智史(以下: 尾花)さん「3月12日でちょうど1年を迎えました。あっという間の1年でしたね」
写真:宝石箱のようなケーキの陳列ケース。見てるだけでウキウキしてきます。
編集部「オープンに至るまでの略歴を教えていただけますか?」
尾花「もともと京都でフレンチレストランを経営していました。その時にパティシエとして手伝ってくれていたのが妻の梨江(尾花梨江さん)です。その後、妻はフランスにパティシエ修行に行き、フランス料理店のレストランパティシエとしてケーキ作りを学びました。帰国後にマンダリン東京からお声がかかり、7年間パティシエとして務めました。昨年、二人の夢であるパティスリーとビストロを開こうと小坪にお店をオープンしたんです」
編集部「ではゆくゆくはフレンチビストロもオープンされるんですか?」
尾花「パティスリーのオペレーションなどが整えば、来年にはこのお店の2階でビストロを開く予定もあります」
編集部「それは楽しみですね。美味しいという評判をよく耳にするケーキですが、こだわりを教えてください」
写真:優しくて微笑みが絶えない尾花夫妻。ケーキの優しい味わいはお二人の気持ちが込められているのですね。
梨江さん「一番のこだわりは素材です。中でもチョコレートとフルーツは、とことんこだわり、いろいろな種類のものから厳選して使うようにしています。5bisは地元密着のお店なので、常連さんが飽きないように季節にあわせたフルーツや素材を使ったケーキをお出しするように心がけています」
編集部「どれも綺麗で宝石のようなケーキばかりで目移りしてしまいますね。クレームキャラメルプリンとシュークリームは定番で置いてあるかと思いますが、私も何度か購入させて頂き、“ こんな美味しいシュークリーム今まで食べたことない ” と家族や知人の間で話題になりました」
尾花「クリームにはこだわっていて、京都のときからお付き合いのある業者さんから特別に仕入れています」
写真:カリッとした食感が楽しめるフィナンシェ
写真:シットリした食感を楽しめるフィナンシェ
編集部「そのほかにも定番商品として焼き菓子のフィナンシェが置いてありますね」
尾花「フィナンシェはギフト用などにお日持ちするように個包装してあるものと包んでいないもの、2種類を置いています。包んでいないものは焼き立ての外がカリッとした食感を楽しんでもらい、包装してある方はシットリとした食感を楽しんでもらえます。季節のナッツや黒豆などを入れたフィナンシェも美味しいですよ」
編集部「2種類のフィナンシェ、味がとても濃厚で感激しました!お土産を選ぶ際には、ここのフィナンシェを持っていきたいなと思いました。素敵なお話をありがとうございました! 」
今回お話をうかがったお店は、
5bis,KOTSUBO
サンクビス コツボ
神奈川県逗子市小坪5-9-11
☎0467‐61‐0222
定休日: 火・水
《パティスリー 》1階
営業時間: 12時~18時
※DMやお電話での、ご予約やお取り置きはお受けしておりません。店頭予約のみでございます。