#編集部ののんびり葉山だより 〜おばけカボチャ〜
- 2021.10.22
- コラム
おばけカボチャ
こんにちは。
葉山時間編集部の武藤です。
空が深く澄み渡るさわやかな心地よい日が増えてきましたね。
先日、なんだかお散歩したくなり、大船にある大船フラワーセンターに秋を感じに行ってきました。
大船フラワーセンターは広々とした園内で四季折々のお花がみられるのでどの季節に行っても楽しいですが、この時期はおばけかぼちゃがゴロゴロと転がっています。
写真は去年の様子
巨大なかぼちゃをみると私の娘は目を輝かせて、一目散に駆けて行きました。
よいしょよいしょと転がしてみたり、上に乗ろうと試みたり、抱きついたり…。
とても楽しそうでした。
昨年も同じ時期に訪れましたが、毎年違ったハロウィンデコレーションがされていて
可愛い飾りつけになんだか心が躍ります。
でも、ハロウィンってかぼちゃ以外は幽霊や、どくろ、魔女といった、モチーフが怖いものが多いですよね。
日本では仮装パーティーのような賑やかなイメージがありますが調べてみると、紀元前のケルト民族までさかのぼり、二千年以上も前の歴史があるお祭りでした。
古代ケルトでは11月1日が新年でその前夜10月31日から秋の収穫物を集めた盛大なお祭りが開かれ、死後の世界との扉が開き、先祖の霊が戻ってくると信じられていたそう。
日本だと「大晦日」「秋祭り」「お盆」が一度に来るようなものだなぁ、と。
さらには悪霊も一緒にやってきてしまい作物にも悪い影響を与えたり子供をさらったり、現世の人たちに悪いことをすると言われていたそう。
そこで人々は悪霊を驚かせて追い払うことを思いつき、仮面を被ったり仮装をして魔除けの焚き火をしたりして身を守ったそう。
その後移民とともに各地の風習、宗教行事が複雑に混ざり合って発展していき、アメリカ大陸に移り娯楽性の高いイベントになったとのことです。
なんだか盛りだくさんで大騒ぎな1日なんだなぁ〜、とハロウィンの起源を知りつつ、足早に過ぎていってしまう実り豊かなこの季節に感謝し楽しみたいと思いました。
※おばけカボチャの展示は、生もののため日数の経過とともに数が減少する可能性あるそうなので、詳しくはホームページなどをチェックしてください。
#編集部ののんびり葉山だより
日頃から、逗子、葉山や湘南エリアでの暮らしを楽しんでいる葉山時間編集部が、ランダムに日々の出来事や日常で見つけた葉山の情報などをお届けするコラム。その名のとおり、のんびり気味に(笑)。