【コラム】UNDER THE SUN #04 私の好きなトレーニング
- 2021.09.24
- コラム
hayamajikanトレーニングパーソナルトレーナー健康葉山葉山時間
こんにちは!
葉山のパーソナルトレーナーtanです。
秋の気配になってきましたね。
夏の開放的な気分で食べ過ぎたり飲み過ぎたりしちゃって、なんだかカラダが重い…、と感じている方も多いのではないでしょうか。
緊急事態宣言で外にも行けないし、家で飲むかーなんていう機会も多く、気がつくと短パンが寒くなってきて久しぶりに履いたデニムがキツい…、なんてことも。
そんなみなさまに、今回は『私の好きなトレーニング』についてお話しようと思います。
トレーニング…。今はあらゆるジャンルのカラダ作りの手法があります。例えば、ピラティスやキックボクシング、スタジオで行われるダンス系(ズンバやヒップホップなど)またヨガなんて言ったら数多くの流派がありますよね。その中で私が指導しているのは、いわゆる『筋トレ』です。もう少しカッコよくいうと『ワークアウト』かな(笑)。
簡単に何をするかというと、カラダを構成しているアウターマッスル(太もものように外から見てわかる筋肉)とインナーマッスル(大腰筋のように見えないカラダの深層部にある筋肉)に負荷を加え、筋肉を目覚めさせ肥大させるトレーニングです。
筋トレによって筋肉が目覚めて肥大すると、姿勢もよくなりカラダが引き締まってきます。女性の方は特に ”筋トレをするとカラダがムキムキになっちゃいそうなのでイヤなんです” という方もいますが、そもそも女性は女性ホルモンのおかげで男性のようにムキムキになることはありません。
ベストボディジャパンのような大会にでるような食事管理とトレーニング内容を行うなら話は別ですが、一般的に女性がトレーニングで使用するウェイトではムキムキになる心配はご無用ですよ。
さて、私がもし履歴書を書くならば、
趣味:筋トレ
特技: 筋トレ
と書いてしまうくらい私は筋トレが好きです。
好きなことが仕事にできて本当に幸せだと感じています。そんな筋トレオタクな私の好きなトレーニングは、マシンを使うマシントレーニングではなくて、自分のカラダを負荷として使う自体重トレーニング。そして、自体重にダンベルやシャフトなど重りを加えて行うフリーウェイトトレーニングです。
私のスタジオで使っているダンベル
胸や背筋、肩周りや二の腕などの上半身のトレーニングには特にウェイトトレーニングで追い込むのが好きです。
なぜかというと、ダンベルを使うと自分の可動域を目一杯使う事ができ、カラダを安定させるために体幹も使うので、多方向にカラダを使うことができるから。また、重りで関節周りのストレッチ効果もあり気持ちがいいのです。
下半身のトレーニングにも自体重トレーニングをベースに、ダンベルを持ったり、シャフトを担いで追い込むのが好きです。
下半身のトレーニングでは、重りが入ることにより体幹を意識しないと安定感が生まれないので、上半身も使うことになり全身運動になります。
セットが終わると全身からジワーッと汗が出てきて気持ちいいー!これが快感と感じる私は、相当な筋トレオタクですね。
ちょっと話が横道にそれますが、ジムにあるようなマシンは初心者の方のトレーニング導入におすすめです。理由は、マシンは負荷の軌道が決まっているためフォームを覚えやすく、うっかりダンベルを落とすこともなく安全だからです。
使用部位への意識がまだ定まっていない筋力の少ない初心者の方には、マシントレーニングでは安定感をもって狙った部位を鍛えることができます。
自体重トレーニングだと自分の筋力がどこまで向上したのかわかりにくいところがあるのですが、マシントレーニングは重りが一目瞭然なので継続していくうちに筋量が増えたことがわかりやすい、というメリットもあります。
チューブトレーニングも手軽にできるトレーニング方法で、私も臀筋や背筋を鍛えるのに取り入れています。
チューブは色によって負荷が違います
チューブトレーニングで得られる負荷と、ダンベルなどで得られる負荷は違うので、これらを組み合わせてトレーニングをすると違った刺激が筋肉に入り効果的です。
そして、忘れてはいけないバランストレーニング!
特に腹筋など体幹を鍛える時に使うのが好きです。ボールなどの不安定なグラグラ感が、インナーマッスルを意識しながら体幹の安定感を向上させるのに効果的です。
バランストレーニングツールとダンベルを組み合わせてインナーとアウターを同時に鍛えることもできるので、トレーニングメニューのバリエーションも広がります。
私の場合、自主トレは自分のスタジオで行えばいいと思うのですが、気持ちを変えて別の場所でやりたいので、近所のジムを使って自分のトレーニングをしています。
おそらくスタジオは「職場」という意識が大きいのかな?
気分を変えて違うところでトレーニングしたい、という気持ちがあるのは友人のトレーナーも同じことを言っていたので、トレーナーは案外そういう人って多いのかもしれないです。
近所のジムでも、やはりフリーウェイトゾーンにいることが多いです。
好きな音楽をイヤフォンで聴きながら(だいたいハードロックを聴いて自分をアゲている)黙々とトレーニングをするのが私の休日の楽しみ。
自分のスタジオがもっと広くてお金に余裕があったら欲しいスミスマシン。ウェイトがレールで動くので高重量でも安全です。
スミスマシンでスクワットをして追い込むのも好きです。
ジムに行くとマシンが揃っているので、下半身トレーニングをマシンで行うこともあります。
と、こんな感じで筋トレオタクの私の好きなトレーニングをご紹介させていただきました。
実は先日カラダの調子を崩してしまい、しばらく自主トレができない日々でした。あっという間に脚や腕(特に二の腕!泣)筋肉が落ちてしまい、体重も落ちてしまいました。
トレーナーとしては非常に不甲斐ない事態に、体調が戻ってきた先週からまた自主トレを再開。今この原稿を打っている二の腕はメチャクチャ筋肉痛です(笑)。
しかし、トレーニング万歳!
筋肉痛ウェルカム!!
トレーニングができる健康って本当に大事です。
みなさまも暑かった夏の疲れがでませんように。
ではまた。
プロフィール
『TIDEPOOL Studio』主宰
パーソナルトレーナー
TAN
都内でのスタジオでのトレーナー経験を経て、9年前に生まれ育った逗子・葉山エリアにスタジオ『TIDEPOOL Studio』を本格的にスタート。『BEACH葉山アウトドアフィットクラブ』にて毎週木曜日ワークアウトも開催中。そのほか、トレイルランニングや食事と運動を掛け合わせた3ヶ月ダイエットプログラムなど多数の人気プログラムを担当している。