夏の美味しい思い出、早もぎ白桃

 

9月に入り急に涼しくなってきました。
新しく始まった編集部コラムにさっそく夏の美味しい思い出を書きたいと思います。

夏が旬の桃の話になります。
スタッフのなかにご家族が福島の果実農家の子がいて、収穫前の硬めの白桃は絶品だから食べてみろ、と言います。白桃なんて代物は私が子どもの頃は仏壇の中に鎮座して、仏様になりかけているバアちゃんしか食べてはいけないものと子ども心に思ったものです。いまだにその刷り込みもあり、ちょっとケガでもしないと食べられない最高の果物だと思っています。

そんな私のところにドーンと神様の果物がケースで送られてきたものだから、慌てふためきました。しかもその果実をサラダで食べろというなんとも罰当たりな提案にオロオロ…。

一週間仕事を頑張った日曜日の朝なら、ご褒美ということで許してください、と心の中で神様にお伝えして食べさせて頂きました。お中元でいただいた最高級ボンレスハムを冷蔵庫から取り出し、その上に白桃１個をスライスしてのせ、冷凍庫から作りだめしたチキンのジュレをクラッシュアイス風のせました。早もぎの白桃のしっかりした食感と最初に口にひろがる酸っぱさ。追いかけてくる香り、優しい甘さは初体験でした。ボンレスハムと一緒に食べるハムの旨味と塩味が味変を起こし、口の中は天国状態に…。ご馳走様でした。

Hiroto

 

#編集部ののんびり葉山だより
日頃から、逗子、葉山や湘南エリアでの暮らしを楽しんでいる葉山時間編集部が、ランダムに日々の出来事や日常で見つけた葉山の情報などをお届けするコラム。その名のとおり、のんびり気味に（笑）。